教室情報

シンクスの作文クラスは、書くための環境作りを大切にしています

みなさん、こんにちは!

学習塾シンクスで作文を教えている菅野恭子です。

古いブログから

私はいくつかブログを書いています。

その中のひとつに、2005年から、主に育児中心の記事を投稿してきたブログがあります。

そのブログ記事を遡って見ていたら、こんな投稿を見つけました。

判読しにくいですが、画像をのせてみますね。

2005年2月の投稿です。

なんと、もう13年も昔の話ですね。

内容は以下のとおりです。

ここ数日、風邪気味で咳がでます。言葉の森の電話指導中も、何度か咳がでてしまいました。生徒さん、ごめんなさい。

 担当する生徒さんの中のひとりにSくんという小2の男の子がいます。作文を書くことが大変苦痛なようで、電話をするといつも
「書くことが何にもない。楽しいことも全然ない。」
と困っているのです。毎回雑談の中から書くことを見つけ出しています。
 先日は、寝る前にベッドの中で本を読んでいたらお母さんに怒られた、という話をしていたので、そのことを書いてもらいました。届いた作文を読んで怒られる訳に納得。だって、読んでいる本がマンガの「北斗の拳」なのです。
 「先生が子どものころも、北斗の拳がとっても流行ったんだよ。テレビアニメにもなってたんだ。あたたたたた…!おまえはもう死んでいるってヤツでしょう? 」
と話してみたら、それがとても嬉しかったらしく少し心を開いてくれたように思えました。
 そして、先日届いた「風邪にまけないぞ」という内容が書かれた作文には、
「先生はこのあいだ電話のとき、せきをたくさんしていましたね。だいじょうぶですか。きをつけてくださいね。」
と書いてあるではないですか。とっても嬉しくなってしまいました。
 この仕事は、コミュニケーションの手段は電話と作文の添削に添える一言だけで、生徒の顔もわかりません。でも、作文の成長はもちろんのこと心の成長も実感できる、ほんとうにやりがいのある仕事だなあとしみじみ嬉しくなりました。一人の生徒を責任を持って担当できるからこそ味わえる気もちでしょう。
 今日は、Sくんの電話指導の日です。やる気になってきたかしら?  

心を開いてくれないSくん

当時、担当していた通信の生徒、Sくん。

毎週作文に書くことがないという子。

楽しいことなんてなんにもない、という後ろ向き発言の多い男の子でした。

私がふる話にも、6割は反応あり、残り4割は反応なしというところでしょうか。

質問にも答えが返ってこないことも多々ありました。

あまり心を開いてくれていないな、というのは私も実感していたので、

そういう気分なんだろう……

作文は無理にやらされているのかもしれないな……

と、心を開いてくれるのを、気長に待っていました。

きっかけは北斗の拳

ある日、寝る前に本を読んでいたらお母さんに叱られたと話してくれました。

詳しい状況までは話してくれなかったのですが、届いた作文には、北斗の拳を読んでいたら叱られたと書かれていました。

教育熱心な厳しいご家庭ですから、ベッドでマンガを読んでいたら、そりゃあ叱られるかもしれませんね。

つぎの電話指導では、北斗の拳の話題で盛り上がりました。

ちょっと距離が縮まったかな?

そう思って電話を切りました。

私へのメッセージが!

すると、つぎに届いた作文の封筒に、私あてのメッセージがあったのです。

え~、あのSくんが⁉

心を開いていない子ですよ。

先生なんて信用してないよ、みたいな。

びっくりしながら読んでみると、

「先生はこのあいだ電話のとき、せきをたくさんしていましたね。だいじょうぶですか。きをつけてくださいね。」

と、思いやり溢れる言葉が書かれているではないですか!

 

うれしかったですね、これは。

心を開いてくれたことがよくわかり、待った甲斐があったなあと感じました。

心の成長を促すにはタイミングも大事

子どもは、こうやって、少しずつ心も成長していくのですよね。

その子なりのタイミングもあるでしょう。

タイミングが合わないときに、早く早くとせっついても、かえって逆効果ですし、反対に、タイミングを逃してしまってもいけませんね。

Sくんに関しては、北斗の拳をスルーしなかったのがよかったのでしょう。

子育てに模範解答はありません。

よく見ることに尽きると思います。

作文学習の醍醐味

さて、このSくん。

その後は、書くことに意欲的になり、毎回なにを書こうか準備して電話を待ってくれるようになりました。

北斗の拳がよいきっかけになったのは言うまでもありません。

書きためた作文を見ると、心の成長も手に取るようにわかります。

こんなことを考えていたんだなあ

1年前と比べたら、難しいことを考えるようになったなあ

そんなふうに、心の成長を感じることができるのは、作文の学習の醍醐味だと思います。

のびのび書ける環境を

体の成長や成績の伸びと比べると、心の成長は目に見えるものではないので、わかりにくいですね。

作文の学習は、そのぼんやりした心の成長を、はっきりと目に見える形にしてくれるモノだと思います。

シンクスの作文クラスでは、まずは心を開いてもらい、思っていることを自由に書ける環境作りを大切にしています。

作文を書くには、のびのび表現できる環境が必要だと思うからです。

というのは、なにを書いても大丈夫という安心感がないと、のびのび表現することはできないからです。

指導する私も、よく見て、タイミングを見極めながら、コミュニケーションを取るように心がけています。

体験学習受け付けています

お子様の心の成長記録にもぴったりな作文学習。

書く力をつけることはもちろんですが、自分を表現するということも、これからの子どもたちには必要な武器になると思います。

シンクスでは、随時体験学習を受け付けております。

お気軽にお問い合わせください。

東品川教室 毎週土曜日 10:00~15:30

上永谷教室 月・水・金 15:00~

阪東橋教室 火・木   15:00~(土曜日応相談)





 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。