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低学年のうちから作文を学ぶ3つのメリット

低学年から作文を学ぶ3つのメリット

みなさん、こんにちは!

作文講師の菅野恭子です。学習塾シンクスにて作文クラスを担当しています。

今日はあいにくの雨の土曜日。

シンクス東品川教室の近くには、宿場町の面影が残る商店街があります。今日と明日、その商店街では、しながわ宿場まつりが開催されています。

雨の中、たくさんのひとがお祭りに来ていましたよ。

作文の勉強はいつからはじめたらいいの?

今日のシンクス東品川教室作文クラスは、低学年の子の体験ラッシュでした。

ありがたいことです。

「作文の勉強は、いつから始めればいいの?」

「受験でも作文が必要になるのはわかるけど、受験前のスタートでは遅いの?」

作文の勉強を始めるには、いつがベストなのか? というご質問は、よくいただきます。

いちばんのおすすめは、小学生入学と同時に始める、ですが、ちょっとハードルを下げて、低学年でのスタートがベストです。

今日は、低学年から作文を学ぶ3つのメリットについて、お伝えしたいと思います。

1 好きになる=うまくなる

低学年の作文は、楽しく書くことに重点を置いています。

自由にのびのびと表現することを楽しみ、書くことが楽しい、好きだと思えるようになることが、上達への近道です。

イヤイヤ取り組んだものと、好きだから前向きに取り組んだものとでは、当然後者の方が上達も早いですよね。

勉強させられてる、習わされている、という雰囲気で書くのではなく、自分から書きたいと思えないことには、なかなかうまくなりません。

ましてや、自分の気持ちを表現する作文において、「嫌い、書きたくない」という気持ちほど、上達を妨げるものはありません。

高学年になると、反抗したい気持ちや真面目にやるのがバカらしいといった気持ちが芽生えてきます。そうなると、自分自身で作文の勉強が必要だと思わない限り、スムーズに取り組むことは難しいです。

子どもの場合、好き=得意=自信があるという図式が成り立ちます。

好きになることは、得意になること、自信が持てることの第一歩なのです。自信があると思えたらしめたもの。

楽しく書ける低学年から始めて、「書くことが好き!」というすりこみ(と言ったら語弊がありますが。。。)ができるのは最大のメリットです。

2 客観的に物事をとらえる素地ができる

作文を書くことに慣れていない子が陥りがちなのが、まるで絵日記のような、自分にしかわからない作文を書いてしまうこと。

たとえば、つぎのような作文です。

今日は、安全クラブの練習に行きました。とてもつかれました。あせをかいたらほかのひとにかわれたらいいのにと思いました。

書いた本人の家族や友人など、身近な人には理解できるかもしれません。

でも、この子のことを知らない人が読み手だった場合、まったくイメージがわいてきません。

練習って、いったい何をやっているんだろう? なにか疲れることでもしたのかな?

と、頭の中はクエスチョンマークばかりになってしまいそうです。

作文を書くことを続けていると、

  • 読み手がいる
  • 読み手は自分のことを知らないので、読み手が理解できるように書かなくてはいけない

ということへの理解が進みます。

この意識があると、

「安全クラブの練習に行きました。」のあとには、「安全クラブというのは、〇〇です。いつも、〇〇の練習をしています。」などの解説が、自然と入るようになってくるのです。

つまり、物事を客観的にとらえることができるようになります。

今後、学年があがるにつれ、自分の意見を述べることや、物事の状況を説明することが増えますが、客観的にとらえる力は大いに役立ちます。

3 生きた漢字(言葉)の練習の場になる

低学年の場合、習う漢字はさほど多くありません。

また、日常生活でよく使う身近な漢字が多いので、作文を書くときにも登場することになります。

漢字ドリルでは、音読み訓読み、それに合わせた使い方を練習するようになっています。

真面目に取り組めば、漢字テストではよい点が取れるでしょう。

ところが、実際に作文に書くとなると、なかなか使いこなせないことが多いです。

「帰る」という漢字はちゃんと書けるし読めるし、テストでもできるのに、

家にかいりました。

というように、「かえる」ではなくて、実際に口にしている「かいる」を書いてしまう。

また、

~のこと → の言

と書いてしまう。

これは、「言」という漢字が「こと」と読むと理解しているので、よく勉強しているからこその間違いなのですが……。

実際に使ってみることで、ああ、これは違うのだなと実感できます。

余談ではありますが、その逆のパターンもあります。自分では学んだと認識していなかった言葉や表現がぽろっとこぼれ出て、すばらしい文章が生まれるときもあります。なにかの本で読んだ言葉や、親がよく使っている表現は、知らず知らずのうちに語彙に加わっているのではないかと思います。

 

そのほかよく見られるのが、

一応(いちおう) → いちお / いちよ

気持ちいい → 気もちー

という表記ミスなどもあります。

このように、漢字テストでは見抜けない穴や、勘違いして覚えている言葉を見つけることができるのです。

実際に書くことで、ドリルでは理解できない生きた漢字を学ぶことができます。

 

まとめ 作文は潜在的国語力を発揮できる実践の場

作文は国語力の集大成と、よく言われます。

国語力をつけるために作文を学ぶのではなく、身に着けた国語力を最大限に発揮する場が作文です。

個人的なことですが、私は、男の子3人の母でもあるので、子どもたちと一緒にマンガを読むことがよくあります。我が家にあるマンガのひとつ、キングダムとメジャー。これらのマンガでは、戦や試合などの実践のたびに、主人公が潜在的な力を発揮して、一回りも二回りも大きく成長を遂げるシーンがたびたび登場します。

(興味のある方、メジャーは、シンクス東品川教室に揃っているので、読めますよ)

作文を書くことは、たとえば、キングダムで言えば戦、メジャーで言えば試合にあたると思うのです。

語彙力や表現力、漢字力。いま持っているすべてを駆使して作文を書く。

実践の場があることで、身に着けた国語力を最大限に生かすことができます。

低学年のうちからこのような実践の場で国語力を試せるのは、なによりの学びになります。

シンクスでは、作文の体験レッスンを随時受け付けております。

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ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。