みなさん、こんにちは。
シンクスで作文を教えている菅野恭子です。
今日は、ちょっとおもしろいと思ったことがあったので、ご紹介したいと思います。
どれくらいの衝撃なの？
サッカー界の話題。
イニエスタというスペインの有名な選手が、Ｊリーグでプレーすることになったというニュースが流れました。
※興味のある方はこちら
イニエスタと言われても、それほどサッカーに詳しくない方にはピンときませんよね。
私もそのひとりです（笑）
話題になるくらいなので、有名な選手なのだろうなと想像はつきますが、どのくらいすごい選手なのか、詳しいことはわかりません。
きっと同じような人が日本中にあふれているのでしょうね。
ツイッターでは、
＃イニエスタの神戸移籍を分りやすく例えると
というハッシュタグをつけたツイートで賑わっていました。
これがもうおもしろくておもしろくて、しばらく見入ってしまいました（笑）
たとえば、
テラスハウス軽井沢編にトムクルーズが入居してくる感じ
なんていうのを見ると、どれくらいの衝撃なのかがわかりますよね！！
「たとえ」って、どんな役割をしているの？
どの学年でも練習するのが、「たとえ」の項目です。
まるで○○みたいに
まるで○○のように
このような書き方をします。
ちょっと難しい言葉でいうと比喩表現ですね。
”まるでさくらの花のような淡いピンク色”
”まるで海のように広い心”
”まるでぬいぐるみみたいなかわいい子犬”
このような使い方ですね。
ピンクという色も、薄いピンクから鮮やかなピンクまで、様々な色味があります。
”まるでさくらの花のような淡いピンク色”
と、たとえを使って表現することで、ピンクのイメージがぱっと頭の中に浮かびませんか？
これがもし、
”まるでツツジの花のような鮮やかなピンク色”
だったら、全く違うピンクが浮かぶでしょう？
このように、たとえを使うことで、物事をより鮮明に相手に伝えることができます。
また、先にあげた
”テラスハウス軽井沢編にトムクルーズが入居してくる感じ”（たとえの表現をつかうと、”まるでテラスハウス軽井沢編にトムクルーズが入居してくるみたい”ですね）
のように、わかりにくい事例を、一瞬で理解させることも可能です。
楽しんで取り組んでみよう
たとえは、遊びの延長で取り組むのがコツ！
遊び心を発揮したほうが素晴らしいたとえが生まれます。
イニエスタの件にしても、遊び心でふと浮かんだたとえをツイートしているからこんなにもみんなが飛びついたのだと思います。
作文の中にちょっとした遊び心を加えてみてくださいね。
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