カンノのひとりごと

【作文を学ぶ3つのメリット】作文はうちの子に関係ない そう思っていませんか?

作文の力をつけておくことで、どんな未来が開けてくるのか

 

みなさん、こんにちは。

作文講師の菅野恭子です。学習塾シンクスで作文クラスを担当しています。

 

作文と聞くと、うちの子には関係ない話だわ……と思われる方が多いようです。

これが英語だと、みんな焦って勉強させなきゃ! となるのですが(笑)。

なぜ作文の勉強が関係ないと思ってしまうのか。それは、中学受験などを控えた子や、書くことや読書が好きなごく一部の子の話でしょ? となってしまうからのようです。

ところが、そうではありません。作文の力をつけておくことが、成長とともにいかに役に立つか、今日はそんなお話をしたいと思います。

作文を学ぶ3つのメリット

2020年といえば、東京オリンピック! もありますが、お子さんを持つ人にとっては、大学入試改革の方が重要かもしれません。

現行のセンター試験に代わる大学入学共通テストは、脱暗記が特徴。国語と数学で記述式の問題が出題される予定です。

内容としては、思考力・判断力・表現力を問われるうえに、問題の文章量も増えるとのこと。文章を速く正確に理解する読解力がないと解けない場合も出てきます。

共通テストにまで記述が求められるのですから、二次試験ではさらに記述式問題が増えるのは当然でしょう。

また、この改革に伴い、小学校中学校でも、脱暗記の傾向が強まると想定されています。高校受験においても同様の試験体制になると思われます。

このような変化に伴い、ますます必要になってくるのが読み書きの力、つまり、国語力。

作文は、国語力の集大成と言われています。作文が書ける=国語力があると考えて間違いないでしょう。

では、作文を学ぶ3つのメリットについて具体的に説明します。

 

受験(大学受験)に有利 必要な勉強に時間を割ける

まずは、ひとつめ。今の小学生にとっていちばん近い未来に関するメリットからいきましょう。

推薦入試、AO入試、後期日程など、受験科目に作文(小論文)を課す大学が目立ちます。

受験前に慌てて対策を練る受験生も多いです。基礎的な書く力がある子は、それでも間に合いますが、もともと作文が苦手だという子だと、受験そのものを断念せざるを得ない場合もあります。作文の力は一朝一夕には身につかないものですから、それなりにコツコツ積み上げていく必要があります。

小学生のころから作文を学んでいる子は、大学受験レベルの作文であっても、それほど苦痛なく書くことができます。シンクスの作文クラスでは、中学生は意見文の書き方を学びます。この意見文の書き方をマスターしておくだけでも、書き方を知らない子とかなりの差がつきます。

受験前に必死で作文の準備をせずとも、相応のレベルのものが書けるとしたら、貴重な受験勉強の時間を、ほかの科目に割くことができますよね。

それからもうひとつ。仮に、学力的には受けることが難しいレベルの大学であっても、作文の力があれば、推薦やAO受験で合格することも可能です。

作文の学習を通して身につけた読解力も活用できますから、国語に関しては、さほど困ることはないでしょう。コンスタントに国語で点が取れるのは、受験において強みであることは間違いありません。

(大学受験を想定しましたが、高校受験でも同様のことが言えますね)

思考力が身につく→自分を知る

つぎに、学生時代にほかの生徒さんより抜きんでることはもとより、人生全般にわたるメリットです。

作文を学ぶことで身につくのは、もちろん書く力です。感想文の際には文章を読む機会も増えますので、合わせて読解力も身についていきます。

読む力に書く力、この二つがあるだけでも有利だと思いますが、それだけではありません。

特筆すべきは思考力が身につくこと。

作文を書く際には、自分の考えを深く掘り下げていく必要があります。特別に機会を設けなければ考えないレベルで思考訓練をしているようなものです。

長文に書いてある内容を、実際の社会に即して抽象的に見つめることもできるようになってきます。当然、身の回りの様々な事柄に目を向けることができます。

また、実例として、自分の体験を書くことも増えます。自分はどのような経験をしてきているのか、そしてその経験がどのように生かされているのか、理解できるようになります。

ということは、自分の性質や適性もおのずと理解できます。繰り返し自己分析をしているので、自分とは何者かがわかります。ということは、進学においても就職においても、行き先がわからず混乱することがありません。

自分のことがよくわからないまま生きるのは、笹船を荒波の中に浮かべるようなものではないでしょうか。

社会に出てから役立つコミュニケーションが身につく

最後に、みっつめのメリット。

作文の勉強は、社会に出てから真の力を発揮します。

いかにわかりやすく的を射た内容のものが書けるかどうかは、働くうえで重要なポイントになってきます。同時に、相手の書いたものの意図を理解できることも重要です。

作文の勉強では、読む力と書く力の両方を身につけることができると前述しました。書くことを通して自分の考えを簡潔に伝える力、読むことを通して筆者の考えを読み取る力。このふたつは、まさに、働く上で重要なポイントになります。

コミュニケーションの基本は言葉です。

相手の主張を理解する力、また、自分の主張をわかりやすく伝える力が足りないと、円滑なコミュニケーションが取れません。

昔に比べ、直接顔を合わせてやりとりする機会も減りました。今や、口頭ではなく文字になったものを通したコミュニケーションの方が圧倒的に多いかもしれません。

SNSの世界などでは、相手の意図が読み取れないことで、ちょっとしたトラブルに発展することもあります。読解力があれば、そんなことにはならなかっただろうに。。。と残念に思う場面もみかけます。

ビジネスの現場でも、様々な変化が見られます。出社しなくてもよいリモートワークについて耳にすることも増えました。近い将来、会社員であっても、上司や同僚と顔を合わせず働くようになる時代を迎えるのかもしれません。となると、文面をいかに読み取れるかは、今後ますますコミュニケーション力の中心になるのではないでしょうか。

言葉、その中でも文章を自由自在に操れる力は、今後必須の力になることは間違いありません。

まとめ

以上、作文を学ぶメリット3点についてお伝えしました。

実際には、もっともっとメリットがあるのですが、多くの方に共通する点としてはこの3点になるかと思います。

作文は特別な子の勉強ではなく、誰もに役に立つ、よりよい人生を歩むための勉強です。

ぜひ体験レッスンにいらしてください!ふらっと軽い気持ちでOKです!

菅野がお待ちしております。

(教室所在地 シンクス東品川教室・シンクス横浜上永谷教室)





 

 

 

 

ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。