カンノのひとりごと

褒めてばかりでよいのでしょうか?

「褒めてばかりでいいんでしょうか?」
「もっと厳しく直した方が書けるようになるんじゃないですか?」

ごく稀にではありますが、このような疑問を投げかけるお母様がいらっしゃいます。

はい、これでいいのです。
これがいちばん近道です。

今日はその理由について、書いてみようと思います。

シンクス東品川教室作文教室で使用している言葉の森の教材は、学期ごとに重点的に取り組む項目が決まっています。

どの学年も基本的に4つの項目があり、その項目を書き入れていれば
「よくできているね」
と、できたところを褒めます。

作文の評価は、評価する側の主観が入ってしまったりとあいまいになりがち。
算数などのように明確な答えがでない勉強なので、仕方がない面もありますが……。

そこに、項目という具体的な指針が入ることで、書いた本人が評価に納得しやすいというメリットがあるのです。

項目という小さなところから、できる!書ける!認められた!という体験を重ねていきます。この達成感や満足感の積み重ねは、もともと作文が得意な子ならさらにその意識を強めることができますし、苦手な子なら苦手だったけれど意外と好きかもしれないというレベルに引き上げることができます。

好きこそものの上手なれ、物事を得意になるには、やはり、好きになることがいちばんの近道ですよね。

仮に、内容が出来事の羅列で終始している作文だとしても、項目がひとつでも入っていれば、褒めることができるのです。親御さんから見たら、もっと上手に書けないのかしら?という作文だったとしてもです。

私は、褒めるというよりむしろ、認めるという意識で声をかけていますが。

子どもにも、立派な人格があります。
プライドだって、一人前にあります。

だから、できたところを褒められたらうれしいし、やる気も出ます。
やっとのことで書き上げたものを厳しくチェックされ、批判されたとしたらどうでしょう。

何を書いたらよいのか困ってしまったり、もう二度と書きたくないと思ったり、自分は作文が苦手だと思い込んでしまったり。一度そうなってしまうと、取り組むのも億劫になりますし、集中して書くこともままなりません。

早く上手にさせたいという焦りが、逆に悲しい遠回りを生んでしまうことになります。

確かに、褒めてばかりの指導は甘いとの声もあると思いますが、でも、やはり近道は作文を好きになること。そのために、小さな達成感や満足感を積み重ねていくこと。

それに尽きると思うのです。

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ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。