自転車で転んだ息子が、肘のかさぶたをじっと見つめながら言いました。
「ねえママ、かさぶたのとこが、ぶどうの皮みたいな色になってきたよ」
思わず顔がほころびました。
たしかに、深い紫色のかさぶたは、皮をむいたぶどうそのものです。
「わあ、ほんとだね!ぶどうだ!」
みずみずしい感性に触れ、私の心もぷるんと弾みます。

そういえば、頭が痛いと言ったときも、
「どんなふうに痛い?」
と聞いたら、こんな答えが返ってきました。
「ペットボトルで殴られたみたいに痛い」
ええっ!?
ペットボトルで!?
笑ってしまいました。同時に、「よく伝わったよ!」と感心しました。
子どもの言葉には、時に詩のような力があります。
自分が感じたことをどうにか伝えようとして、ぴったりの言葉を必死に探している。
これは、ただの言葉遊びではありません。
感じる力=感受性そのものです。
そして、感受性こそが、豊かな表現や思考力の根っこになります。
「おもしろいね」「そんなふうに感じたんだね」
このひとことがあるだけで、子どもは安心して自分の世界を表現できるようになります。
作文も、心の表現も、すべては日常の小さな会話から始まっています。
私のレッスンでは、「書く技術」よりも先に、こうした感じる力・伝えたい気持ちを大切にしています。書く前に対話を重ね、お子さんの言葉にじっくり耳を傾けながら、一緒に「書く内容」を見つけていきます。
「否定より肯定」
「人は、言葉でつながっていく」
そんな思いを軸に、心の成長を支える場所でありたいと思っています。
レッスンについて、お気軽にご相談ください。
体験レッスン・お問い合わせは、プロフィールページのリンクからどうぞ。お子さんの言葉を、一緒に大切にしていきましょう。
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