みなさん、こんにちは。
学習塾シンクスで作文を教えている菅野恭子です。
毎週土曜日は東品川教室で作文クラス開講しています
毎週土曜日は、シンクス東品川教室で作文クラスが開講されています。
6月第1週目だった昨日の土曜日も、みな集中して取り組んでいました。
こちらは高学年の女子。
「楽しい先生」という課題で書いています。
意見文にチャレンジ
昨日は、初めての意見文にチャレンジしてみた中学生がいました。
真剣に取り組んでますね。↓
意見文は、名前の通り、自分の意見を理論的に述べていくもの。
- 主題
- 理由その1 体験実例を用いて
- 理由その2 体験実例または聞いた話を用いて
- 反対意見への理解から再度主題
このような構成で書いていきます。
とっつきにくい印象を受けるかもしれませんが、書き方のルールが決まっている分、慣れたら書きやすいという子も少なくありません。
体験がモノをいう
この書き方のポイントになるのが、体験実例です。
実際に体験したことを加えることにより、第一段落に提示した主題(たとえば「~はよいと思う」)に説得力を持たせることができます。
この体験実例を書く練習が、都立高入試の200字作文に役立つのです。
というのも、中学生のみんなは、それぞれいろいろな経験をしてきています。
インプットはありますが、その体験を、人に伝えるという形で書く機会、つまりアウトプットする機会はほとんどないのではないでしょうか。
そのせいか、たくさんの手札を持っているのに、使う術がわからないのです。
とてももったいないことだと思いませんか?
整理整頓して引き出しに入れるイメージ
小さな体験も、書き方によっては大きく見せることもできます。
ひとつも実例を持っていない子なんていないのですから。
何回も何回もアウトプットすることで実例は洗練されていきますし、さらに、テーマにぴったりの実例を取り出すことも可能になります。
その貴重なアウトプットの場を作るのが、作文の時間なのです。
この体験をどう形にしたら、人に理解してもらえる内容になるだろうか。
このテーマだったら、あのときの体験を使うことができそうだな。
様々なテーマにあわせ、自分の体験を見つめる機会を持つことで、こんなふうに、体験談をテーマ別に用意する余裕も生まれてきます。
大きな段ボールにごちゃまぜに放り込んでいたモノを、整理整頓して引き出しにしまうように、体験実例も整理整頓するイメージです。
早めの準備がおすすめ
ただでさえ、5教科の勉強に時間が取られる中3。
受験前にバタバタしたくないなら、早い時期からの作文練習をおすすめします!
都立高を目指す中学生のみんな、ぜひシンクス東品川教室までお問い合わせください。