「本を読ませたいのですが、どんな本がお勧めですか?」
読書好きな子になってほしいというのは、多くのお母様の願いですよね。
でも、なかなか思うように読書してくれない。
どんな本だったら読むのかしら?
と悩むお母様もまた多いようです。
ご多分に漏れず、うちの三男も読書をしない子でした。
その三男が小3くらいのときのこと。
動物の本を与えてみたところ、すっかり読書が楽しくなったようでした。
そうなんです、三男は動物が好きだったのです。
不細工なところが人気のわさおくんの話や、人工飼育で育った白くまのお話、絶滅が危惧されているゴリラのお話など、熱心に読んでいたものです。
がんばれ!しろくまピース 人工飼育でそだったホッキョクグマの赤ちゃん [ 大西伝一郎 ] 価格:1,404円 |
また、こんな一冊も読書のきっかけとしてはぴったりでした。動物についての興味深いエピソードがいくつも紹介されています。一編が短いため、ちょっとした細切れの時間でも、軽く読むことができるので、気が向いたときに手にとり、読んでいたようです。
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読み終わったところで、
「今日読んだところは、どんなことが書いてあった?」
と尋ねると、内容をかいつまんで立派に説明してくれます。
興味深い内容のときなどは、私が問いかけなくても、自分からおもしろいと思ったところを話さずにはいられないよう。
このようなやりとりは、要約の力を養うのにも最適です。
言葉の森では、作文の勉強には親子の対話が大切だと考えています。
長文の内容について、また、読んでいる本の内容についても、対話ができるとよいのです。
三男の一件で、ひとつ実感したことがあります。
本を読む習慣のない子こそ、得意な分野や興味のある分野の本を読ませてみるのがまずは大切ではないかと。
「うちの子は、ほんとうに本を読まなくて……」
そんな子をお持ちのお母様。
わが子のことをいちばん知っているからこそ、お母様ご自身の直感やひらめきを頼りに、本を選んだらよいと思うのです。
大人だって興味のない分野の本など、読む気になりませんよね。
ただでさえ今の子たちには、読書以外の楽しいことが山のようにあるのですもの。
まずはお子さんと一緒に、図書館や本屋さんに行ってみてはいかがでしょうか?
きっと、読書の楽しさに目覚める日が来ますよ。
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