指導のひとこま

子どもの柔軟な頭は無敵:小6感想文課題から

小6の1月3週の感想文課題は、昔、ベストセラーとなった「ソフィーの世界」から。

子どものころの柔軟な思考は大切だという話です。

感想文ではおなじみの似た話。
この週では、自分が子どものころのエピソードなどを書いてくれる子が多いです。

たとえば、テレビの中から人が出てくると思っていたなどは定番の似た話です(笑)

初めてこの課題の指導をしたときに、ふと思い出したことがありました。

まずひとつめ、中学の時の思い出です。
数学の先生が黒板にこんな数字を書き出しました。

1 3 4 6 8 10 12

そして、この数字は何を表しているか? という質問。

クラス中、足したり引いたりかけたりわったり。。。その法則性を見つけようといろいろ試したのでした。

でも、だれもわからず。

みなさん、いかがでしょう?
おわかりになりますか?

種明かしをすると、

これは、当時のテレビのチャンネルだったのです。
(もしかしたら、関東地方だけかもしれません)

答えを耳にした私たちは、

「あ~~~~!!!」

顔を見合わせみんなで大爆笑。

先生いわく
「幼稚園生に見せたらだれでもわかるんだよ。余計な知識がないほうがわかることもあるな。」

確かに、この問題に限らず、まっさらな目で見るとわかることもありますね。

それからもうひとつ。

こちらは大学時代のことです。
こんなクイズ? がありました。

to be to be ten made to be

これ、日本語でなんていう?

こちらの問題も、英語をかじってしまうとわからなくなってしまうかも。

ローマ字で読んでみてください。

「とべとべ天までとべ」

なんです。

どちらのお話も、知識があるがゆえに物事をシンプルに見ることができなくなってしまったという一例ですよね。

知らないということは、別の見方をしたら素晴らしいアイデアが生まれるということかも。

まっさらでいるって、やっぱり大切ですね(^-^)

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ABOUT ME
きょうこ先生
2003年より作文指導に携わる。東京(品川)横浜にて対面指導。 現在はオンラインをメインに、愛媛県松山市にて対面指導を行っている。長く続けてくださる生徒さんが多いのが自慢!(平均5〜6年。最長は13年!) 作文がスラスラ書けるようになった、国語の成績がぐ〜んと上がったという声はもちろんのこと、自分の意見が言えるようになった、コミュニケーション力が上がった、親子の会話が増えたなどの声も多くいただく。