受験対策

苦手な時事問題に慣れる簡単な方法

みなさん、こんにちは!
作文講師の菅野恭子です。学習塾シンクスで作文クラスを担当しています。

さて、今日は、時事問題についてお話ししたいと思います。

時事問題と聞いて、イヤな気持ちになったかな?

イヤな気持ちになった原因は、よくわからないから……なのではないかと思います。

中学生または小学生の子が触れるニュース媒体は、テレビや新聞がメインでしょうか。もしかしたら、ネットからという子も多いでしょうか?

今日は、ネット利用ができる環境にいる子におすすめの時事問題レッスンです。

Contents

Yahoo!ニュースをみてみよう

ネットニュースも様々なものがありますが、一般的によく見られている

Yahoo!ニュース

をみてみましょう。Yahoo!ニュースの情報源は、主に毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、産経新聞時事通信など。また、Yahoo!ニュースのみが配信しているものもあります。

みんなが持っているスマホからも見ることができますよね。

どんな内容か読んでみよう

昨日の朝、配信されたニュースのなかに、

若者がDA PUMP「USA」にポカンとするワケというニュースがありました。

どんな内容か読んでみましょう。

ミレニアル世代(2000年代に社会人になる世代。1980年代~2000年代はじめに生まれた人をさすことが多い)の働く意識や人生観について書かれた記事でしたね。

刺激的なタイトルをつけたかったのか、内容とはかけ離れているような気がしますが。

記事は、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平さんという方が、数名の学生に話を聞くという構成で書かれています。

  • 仕事はほどほどでいい
  • 30代くらいまではバリバリ働いて、その後子どもを持ちたい
  • 共働きでしっかり稼ぎたい。子どもができたら奥さんに時短勤務してもらう
  • 子どもを生めるギリギリの年齢までバリバリ働きたい。子どもが生まれたらシッターにお願いする
  • 早く子どもを生んで、子どもに手がかからなくなった40代でバリバリ働きたい。そのため産休育休がしっかりした会社に就職したい

このような意見が出ました。

まだまだ先の話のようで、雲をつかむような話かもしれませんが、みなさんはどう思いますか? 自分は将来どんなふうに働いているでしょうか?

また、世の中の人は、この内容についてどう考えているのでしょうか?

世の中の声を知ることができる

ネットニュースのおもしろいところが、この記事の内容ついて、様々なコメントがつくことです。

賛成派、反対派、また記事そのものへの意見など。

時事問題がさっぱりわからない子も、このコメントを見ていくと、

  • どういう意見があるのか
  • 賛成派の賛成するポイントは何か
  • 反対派の反対するポイントは何か
  • コメントにどんな傾向があるか
  • いちばん問題にされているのは何か

などなど、世の中の声をうっすらとでも理解することができます。

興味のある分野のニュースから入るのでもOK

Yahoo!ニュースには、さまざまなトピックがあります。

堅いニュースが苦手な場合は、スポーツやエンターテインメントから読んでみるのもよいでしょう。

今朝だと、新しいiPhoneのニュースなどもありますね。

芸能関係は好きな人はエンタメでもよいでしょう。

生活全般に興味があればライフという分野もあります。

避けるより、軽い気持ちで

以前はテレビや新聞が社会の動きをチェックするための必要媒体でしたが、ネットが発達してからずいぶん様変わりしました。

新聞をとらないご家庭も多いです。テレビ離れも進んでいます。特に子ども世代にはテレビよりもおなじみのYouTubeの方が人気ですものね。

まずは、Yahoo!ニュースなどのネットニュースで、世の中の話題をのぞいてみてください。

習うより慣れよ。もしかしたら、とても興味がわいて、読まずにいられなくなるかもしれません。

苦手なものは、ついつい避けたくなりますが、苦手とか、受験のため、と思わずに、軽い気持ちで読んでみることをおすすめします。

 

ABOUT ME
きょうこ先生
2003年より作文指導に携わる。東京(品川)横浜にて対面指導。 現在はオンラインをメインに、愛媛県松山市にて対面指導を行っている。長く続けてくださる生徒さんが多いのが自慢!(平均5〜6年。最長は13年!) 作文がスラスラ書けるようになった、国語の成績がぐ〜んと上がったという声はもちろんのこと、自分の意見が言えるようになった、コミュニケーション力が上がった、親子の会話が増えたなどの声も多くいただく。