指導のひとこま

みんなの「うれしかったプレゼント」はなんですか?

うれしかったプレゼント作文

みなさん、こんにちは!

学習塾シンクスで作文を教えている菅野恭子です。

7月から新しい教材になりました。

どの学年も、重点項目は前の学期と変わりませんが、字数の目標が少し増えています。

6年生の課題は、「うれしかったプレゼント」でした。

みなさんが今まででいちばんうれしかったプレゼントは、なんでしょうか?

モノの場合もあれば、言葉、それから思い出という形に残らないものもあります。

 

先日の作文クラスにて、この課題で書いてくれた6年生の女の子がいます。

この子の「うれしかったプレゼント」がとても素敵なものだったのでご紹介したいと思います。

この子のうれしかったプレゼントは、親友からもらったお誕生日おめでとうのお手紙。

そこには、ハッピーバースデーに続き、

「ねえ、私たちが初めて会ったときのこと、覚えてる?」

と書いてあったそう。

今まででいちばん、心に残る手紙だったそうです。

いいですねえ、お友達とのそんなやりとり。ほっこりします。

バースデーカードの写真

また、毎回、課題について親御さんにインタビューしてくることになっていますが、今回の「うれしかったプレゼント」について、お母さんにインタビューしてもらいました。

すると、お母さんのうれしかったプレゼントは、結婚前にお父さんにもらった時計だと。

「その時計、見せてもらった?」

と尋ねると、

「うん、でも、そんなたいした時計じゃなかった(笑)」

という返事。

それでも、作文には、

「もしも私がその場にいたら、おめでとうやよかったねといっしょに喜んであげたい」

とか、

「私が付き合ってる人に時計をもらったら、とてもうれしいだろうと思う」

と、お母さんの立場になった自分というものを想像してみてくれました。

 

この、「その人の立場になって」ということに思いが至らない子もいます。

でも、書くという経験を積むと、いろいろな立場に立って考えることができるようになります。

これは、言葉を操れるようになるメリットではないかと、私は思っています。

さらに、共感能力が高まると、物語文などの読解力が飛躍的につきます。

 

うれしかったプレゼント。

この作文は、どれも愛がぎゅっと詰まっていて、読む方の私も嬉しい課題です。

まるで、プレゼントをもらうかのように。

やっぱり、愛に触れると、魂が喜びます。あ、ちょっと大袈裟だったかな(笑)

プレゼントの写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。