カンノのひとりごと

長文を読むときのコツ

みなさん、こんにちは!

作文講師の菅野恭子です。学習塾シンクスで作文クラスを担当しています。

 

今週の5年生の課題は感想文。

ほんとうの豊かさは、モノを持つことなのか? 必要なものだけで満足できる持たない暮らしこそ、真に満たされた暮らしなのではないか?

私たちの生活になくてはならないものなのに、その存在を軽んじられている「くずかご」を切り口に、「くらしの姿勢」についての主張を展開している文章を読んでの感想文です。

 

「なに言ってるのかさっぱりわかんない!」

「くずかご? くずかごなんてどうでもいいでしょ!」

そうぼやいている生徒さんもいます。

わからない

 

確かに、主人公がくずかごだと思い込んでしまうと、深く考えることができません。

今回の長文では、くずかごは「くらしの姿勢」を述べるための象徴なのです。

筆者が真に言いたいことは「くらしの姿勢」なのだと理解できると、どんな話なのかが見えてきます。

長文の言っていることがさっぱりわからないときは、注目している箇所が間違っているのかもしれません。真のテーマは何かを意識してみてください。

長文を読み解くコツは、コナンくんみたいに名探偵になって読んでみることです。

 

ほんとうは全文載せて解説したいのですが、著作権の関係があるのでかいつまんでのご紹介になりましたので、わかりにくいですね。

 

このようなパターンの説明文はよく見られますので、わからないと言わず、慣れておくようにしましょう!

さて、この内容。

  • 現代人はモノを持つことこそが豊かだと思っている
  • 豊かになるために集めたものはさほど必要でなく捨てずに捨てられないもの
  • 何を手に入れるかではなく何を手に入れないかが大事

このあたりが考えるためのポイントになってきます。

5年生では、まだ難しい内容かもしれません。

でも、こんなことはないでしょうか?

  • 去年熱心に集めたカードにもう興味はないものの、捨てられずにとってある
  • 部屋の中はモノがいっぱいでお母さんに「いらないものは捨てなさい」とよく言われる
  • 学校の机の中も、いらないプリントなどでいっぱいだ
  • お母さんはここのところ断捨離にはまっている
  • お母さんは昔の服を「痩せたら着られるかもしれない」と言って捨てられない

どうでしょう。身近なところを見まわしてみると、意外にも似たような話題が出てくるのではないでしょうか?

 

感想文を書くときは、いかに自分の体験に引き付けて考えることができるかがポイントです。

ちょっとしたヒントで「あっ!!そういえば!!」と閃くこともあります。ですから、諦めずに考えてみることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。