子どもの気持ち

お手伝いへの不満 【生徒さんの作文から】

みなさん、こんにちは!

作文講師の菅野恭子です。学習塾シンクスの作文クラスを担当しています。

 

毎週土曜日は、シンクス東品川教室での作文クラスの日。

今日の小3の課題は、

「お手伝いをしたこと」

小3の女の子が、とても素直な気持ちを作文にしてくれました。

思わずクスっと笑ってしまう素敵な作文なので、ぜひみなさんに読んでいただきたいと思います。

まずは、読んでみてください!

 

「うーん、どうしようかなあ。」

私は考えた。かんたんなおてつだいってあるかなあ。私は、おふろそうじも皿あらいもいやだ。夏休みにおてつだいをすることになっている。どうしようかなあ。目の前にはおかあさんがかいたおてつだいのリストがあります。その中でいちばんかんたんそうなつくえふきをえらびました。それからまい日やりました。やっと夏休みがおわったのにお母さんに「これからもやってね」といわれてしまいました。夏休みがおわってからもやってます。

今はおしごとになってしまいました。今のわたしのふまんはほかの子はおてつだいしたらおこづかいがもらえるのにもらえないことです。かんたんなおてつだいでお金がもらえたらいいな~と思います。

このおてつだいをするまでおてつだいをしたことがなかったので、こんなに大へんなんだなあと思いました。おてつだいをするんだったら本をよみたいです。

 

いかがでしょうか?

子どもらしい思いにあふれていませんか?

まず書き出しの部分。

やだな、お手伝いなんてしたくないな。いちばん簡単で楽なやつにしよう。

そんな思いが伝わってきますよね。

そして、やっと解放されると思った夏休みの終わり。

お母さんからとんでもない発言が飛び出します!

「これからもやってね」

と。

この子は、夏休み後も毎日机ふきのお手伝いを続けています。とても立派です。

ところが、重大なことに気づきます。

ほとんどのお友達は、お手伝いをすることでお小遣いがもらえるのだと。

自分の家では、そんなことありえない!

なんでなんで、不満~!

というわけです。

本を読むのが大好きなこの子。お手伝いをする時間があるなら、その時間、本を読んでいたいというわけです。お小遣いももらえませんしね(笑)

作文というと、無意識にいいことを書かなきゃと思う子も多いのです。

この子のように、素直な気持ちをストレートに書ける子は、実は少数派。

もしかしたらその原因は、大人の目から見てよい子かどうかという点で、作文の評価がなされるからかもしれません。

でも、ほんとうは思ってもいないいい子ちゃん風の作文を書くなんて、全然おもしろくありませんよね。

毎日、いろいろなことがあります。

笑ったり、喜んだり、プラスのできごともあれば、怒ったり、泣いたり、マイナスと思われるできごともあります。

そんな全部をひっくるめて人生ですものね。

この子のように、ほんとうの気持ちを書けてこそ、作文の勉強も楽しくなってくると思うのです。

シンクスでは、どんな内容の作文でもOK!

何を書いたらよいのかわからないという子も、書くことを楽しく学ぶことができますよ。

 

興味のある方は、ぜひ体験レッスンにいらしてくださいね!





 

 

ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。