作文の書き方

社会科見学や運動会など行事の作文が出来事の羅列になってしまうのを防ぐコツ

みなさん、こんにちは!

学習塾シンクスで作文を教えている菅野恭子です。

今日は土曜日。

シンクス東品川の作文クラスの日です。

 

こちらの小3のふたりは、小学校でも同じクラスとのこと。

今日の作文は、ふたりとも社会科見学のことを書いてくれました。

社会科見学では、一日のうちにいろいろなところを回ったそうですが、いちばん楽しかったのはどこかと尋ねたら、それぞれ違う場所が楽しかったようです。

社会科見学でのいちばんの思いでは、防災センターでの消火器体験や、心臓マッサージ体験だとお話ししてくれた男の子。

今日の作文は、いちばん楽しかった防災センターでの話題に焦点を絞って書いています。焦点をひとつに絞ったことで、短いながらも内容の濃い作文になりました。

「もし、ほんとうに火じが起きたら、消火きをつかいたいです。まるで、消ぼうたいいんになったような気がしました。」

と書いてくれました。消火器体験で、使い方をばっちり覚えてきた自信のほどがうかがえますね。頼もしい限りです。

社会科見学のように、特別な行事について作文をかく場合、出発してから帰ってくるまで、出来事の羅列を書き続けた作文になってしまうことがよくあります。結果、いったいなにを思ったのか、何が書きたかったのかわからない、という印象の作文になってしまいます。

その対策は、書きたいことをひとつに絞ることです。

この男の子は、

「社会科見学で防災センターに行きました。」

というように、社会科見学=防災センターと書いています。実際には、商店街、埠頭、大きな公園などにも行っているのですが、そこには触れないことで書きたいことを絞りました。

簡単な方法としては、

社会科見学に行きました。武蔵小山商店街や品川埠頭、林試の森公園、防災センターなど、いろいろなところに行きました。その中でもいちばんおもしろかったのは防災センターです。

こんなふうに中心を決めて書く習慣をつけるとよいですね。

キーワードは、

  • いちばん楽しかったのは、~~~です
  • いちばん大変だったのは、~~~です
  • いちばんうれしかったのは、~~~です

というように、

いちばん〇〇だったのは□□です

になります。

 

時系列で出来事を書いていく子は少なくありません。しっかり記憶していて、すばらしいのですが、作文に書くとなるともう少し工夫をしたいものですよね。

出来事の羅列になってしまうのを防ぐために、押さえておくとよい方法です。

 

 

 

ABOUT ME
菅野恭子
筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒。 作文指導に定評のある言葉の森にて指導に携わる。 現在、言葉の森の教材・指導法にてシンクス東品川教室・シンクス上永谷教室・シンクス阪東橋教室で作文教室開講中。 2000年2001年2002年生まれの三兄弟の母。