作文の書き方

語彙力を高めるコツ

Contents

書けないのは語彙力のせい?

語彙力がないから書けない。

語彙力がないから言語化できない。

もしかしてあなたも、そう思っていませんか?

書けないのは語彙力の問題ではありません。

しかし、自分の中に豊かな語彙があれば、

より表情豊かなものが書けるのは間違いありません。

語彙を増やすには

それでは、どうやったら語彙を増やすことができるのでしょうか。

実は、とっても簡単なんですよ。

そもそも、私たちは、

「あ、聞いたことがある!」

という程度の言葉を使いこなすことができません。

結局日常で使うのは、馴染みのある言葉に限られてしまうのです。

そこで、一工夫!

「見たことある、聞いたことある、知ってる」レベルの言葉を引っ張り出す方法がありますよ。

仲間か、それとも敵か

それは、書くときや話すとき、要は言葉を使う際に同義語や反意語を考えてみるのです。

「あの子はとっても繊細だ。」

これを、同じ意味にするには

「あの子はとっても傷つきやすい。」

「あの子はとってもデリケートだ。」

「あの子はガラス細工のような心の持ち主だ。」

などと表現を工夫できますよね。

また、反対の意味の言葉を使えば

「あの子の神経は図太いとは程遠い。」

「あの子には逞しさのかけらもない。」

などと表現できるでしょう。

まずは、手持ちの言葉を使える状態に

新しい言葉を覚えていくのも、もちろん大事なことです。

しかし、まずは手持ちのものを有効活用してみましょう。

タンスの肥やしのように、頭の中にしまっておくだけではもったいない!

言葉に限らず、学んだものはインプットしたらアウトプットして、知識を活用することが大事です。

早速試してみてください。

 

ABOUT ME
きょうこ先生
2003年より作文指導に携わる。東京(品川)横浜にて対面指導。 現在はオンラインをメインに、愛媛県松山市にて対面指導を行っている。長く続けてくださる生徒さんが多いのが自慢!(平均5〜6年。最長は13年!) 作文がスラスラ書けるようになった、国語の成績がぐ〜んと上がったという声はもちろんのこと、自分の意見が言えるようになった、コミュニケーション力が上がった、親子の会話が増えたなどの声も多くいただく。